「風景と心の復興∞」プログラム 2015.2.4

10:00 -11:30

1F オープンスクエア

事業発表とディスカッション「記憶を活かしたまちづくり」
第一部「過去をつむぐ復興―文化・こころ・記憶の収集」

・一般社団法人 MMIX Lab /アートで記憶を語り継ぐ「KIBOU PROJECT」
・佐藤屋プロジェクト「大河原町の佐藤邸を活用した佐藤屋プロジェクト」
・NPO 法人 20 世紀アーカイブ仙台「3.11 オモイデツアー」
・東京藝術大学社会連携センター

12:00 -12:30

コンサート「光ー命」

澤井 光夏(マリンバ)

「アースソング」
作曲: 澤井光夏
原始的な起源を持つマリンバとラテンパーカッションの豊かな響きを融合し、電子音と楽器の生 の音により雄大な自然の様子を表現した。低音で続くミニマリズムのようなテーマは、普遍に続 く大地の恵みへの祈りを表す。

「回想」
作曲: 澤井光夏
それまで歩んだ人生、思い出が走馬灯のように浮かぶ。その様子を表現した。

「春夏秋冬」
歌: 泉 萌子 (ソプラノ歌手)
作詞: 澤井光夏
どのような事があっても四季は変わらず巡り、そして節目には気持ちも新しくなり、次の季節に向 かって私たちを後押ししてくれます。それは、気づかない所で支え、見守ってくれている大切な人 のようにも思えます。

林 そよか(ピアノ)

『春に寄せる 4 つの情景』

1. 雪解け 2. 追憶 3. 芽吹き 4. 桜 作曲 : 林そよか 長かった冬を押し出すようにして訪れ、私たちを温かく包み込む春。雪が解けるにつれて花々が 咲き動物たちが冬眠から覚めるこの季節、私たちは新たな門出を祝いつつも別れを惜しみ、また 新しい出会いに喜びます。 そしてこの季節、東北の美しい自然が荒れ狂った光景も、私たち全ての日本人の記憶に一生刻ま れました。この記憶を心の奥に秘めて、ピアノとマリンバの温かい音色が前向きな気持ちを誘う 曲を作曲しました。

澤井 光夏:東京藝術大学大学院音楽音響創造研究分野 研究生
林 そよか:東京藝術大学大学院音楽音響創造研究分野 修士1年

13:30 -15:00

事業発表とディスカッション「記憶を活かしたまちづくり」
第二部「未来へ―これからのひとづくり、まちづくり」

・独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)/「災害公営住宅整備支援と復興まちづくり-地域・人に寄り添う住宅をめざして-」 ・一般社団法人さんりく未来推進センター/「さんりくの美意識」プロジェクト
・隈研吾建築都市設計事務所/「南三陸町志津川地区グランドデザイン」
・早稲田大学 × 東京都市大学総合研究所/「東北の郷土芸能と集落」

15:00 -15:30

7F スタジオシアター

映像上映「よみがえる浪江町」

福島県・浪江町の過去の8ミリフィルムにより構成される作品に、出身者の方の思い出語りとこのために創作された曲をのせて、かつて営まれていた暮らしの情景をよみがえらせます。

監督:三好大輔 (映像作家・東京藝術大学デザイン科非常勤講師)

映像提供:NPO法人20世紀アーカイブ仙台