Re:Naître ―ふるさと―

伊東順二特任教授監督作品『Re:Naître ―ふるさと―』

 南三陸町311メモリアルに東京藝術大学COI拠点まちづくりのスマートビジョンの研究リーダー伊東順二特任教授がキュレーションする藝大のアート作品が展示されています。

 施設の中には作・演出・監督:伊東順二特任教授、東京藝術大学出身の日本舞踊家飯森詩織さんによる、映像作品が今後展示される予定です。

作品について

 「Re:Naître」とはフランス語で「誕生・回生」を意味します。 南三陸で新たに芽吹く生命への讃歌を、日本舞踊から翻案した映像作品で表現しました。2020年10月に復興の象徴として隈研吾氏が設計に参画した「中橋」を舞台に、南三陸町の“記憶”と“未来”を描きました。

 舞台となった中橋は、上山八幡宮と南三陸旧防災対策庁を繋ぐように位置しています。その風景の中で何事もなかったように凪る海、飛び交うかもめ、数分ごとに表情を変える南三陸の美しい空と山々の息吹を表現して今を生きる南三陸町の人々に思いを馳せます。

日本舞踊の振付について(振付:飯森詩織)

鎮魂と再生の祈りを込めた舞。扇で海の表情を描き、たなびく白い布はこれから誕生する新しい生命の象徴として表現した。

作品名:Re:Naître ―ふるさと―

作・演出・監督:伊東順二
共同監督:新田みのる
振付・舞踊:飯森詩織 
着付師:市原佐也子
音楽月光/L.v.ベートヴェン
おまもりうた/林そよか

制作進行
井上岳
神楽岡久美
齋藤紗代

撮影・編集:新田てつろう

アシスタント:新田ともろう

Special Thanks:

村岡賢一
絹子

ゆみ
李絃
世琉
松岡寿也
彩華
勇誠
未澪
須藤大斗
渡辺知冬
久保田鏡